【札幌 弁護士コラム】ご縁は生もの?ご縁を「腐らせない」「活かす」ための技術とは
こんばんは、荒木でございます。
今日は大阪から札幌に戻り、ジムで筋トレなどやっておりました。
明日は祝日ですが、(積み残し案件など(汗))バリバリやっていきたいと思います!
さて、昨日は私(荒木)の出身大学のOB会で、関西一円の支部の方が一堂に集う賀詞交換会に出席。
札幌とは規模感の違う会で、90名(!)ものOBの方が参加。
そのうえ、大学の学長、副学長や関西経済連合会会長の方までがご参加されるという豪華ラインナップでした。
そして、イベントでの賞品も豪華で、最高商品が市価で7万円は下らない響21年など。
心から楽しませて頂きました。
もちろん、イベントを楽しみに行っただけでなく、OBの皆様ともたくさんのご縁を頂いて参りました。
会社を経営されている方、士業の方、会社勤めの方など、バックグラウンドはまちまちですが、同じ大学という横串が刺さっていることによって、共通項が多く、すぐになじめてしまうことがOB会のいいところ。
また、札幌にご縁があったり、ご関心があったりと、いろいろと質問をぶつけていただけるようなことも嬉しく思いました。
そんなわけでご縁を頂いたわけですが、ご縁というのは実は「生もの」のように考えています。
それというのも、ご縁を頂いても放置しておけばすぐに「腐る」(=使えなくなってしまう)ものですし、何らかの形で加工しなければ「味がしない」(=現実に役立てることができない)ものです。
だからこそ、ご縁を頂いた後のメンテナンスというのは、ご縁を活かすために非常に重要になってきます。
まず、ご縁を「腐らせない」ためにどうするか。
これについては、継続的な接触をするよりないものでしょう。
特に、最初の段階で印象付けられていなければ、しばらく経つと1からあらためてご縁を築かなければならなくなってしまうものであり、スタートダッシュが肝心です。
私(荒木)が教えてもらったのは、「3か月で3回接触する」というものです。
それくらい短期間で頻繁に会っていると印象付けられますし、しばらく時間が経っても忘れられにくくなっているでしょう。
そして、いかにご縁を「活かす」か、ということです。
もちろんプライベートでの仲間を否定するわけではないですが、現役世代で実務に携わっている以上、仕事が最大の関心事であるわけですし、どうしても仕事の仲間やパートナーのほうが近しい存在になってきます。
そうである以上、いかに具体的な仕事上の関係性を築くか、ということが重要となってくるでしょう。
ただ、一発目から営業ゴリゴリモードでコミュニケーションを図るようでは、嫌われるのは当たり前。
「大欲は無欲に似たり」ということなのかも知れませんが、まずは自分がご縁を得た人に対して「何を提供できるか」を探ることが大事ではないでしょうか。
相手から見れば「自分のために何かをやってくれる人」を無下に扱うことはできないものです。
そして、具体的な案件を受発注することや、顧客を紹介するような関係性に発展させることが「活かす」ということになるでしょうが、それをいかに早い段階で実現できるか、というのが仕事のできる、できないの要素となってきます。
仕事のできる人は、会ったその場で仕事を成約させたり、人を紹介したりするなど、具体的な結果を出すものです。
それも、相手に負担感などを与えない態様でスマートにできることが理想的といえるでしょう。
そんなわけで、ただご縁を頂くだけではなく、それを「腐らせずに」「活かす」ことについて改めて考えてみました。
【東京進出まで あと85日】