コラム

【札幌 弁護士コラム】いつも飲みに出かけているだけだろうと疑われる荒木の出張の実態とは

こんにちは、荒木でございます。

 

本日は東京から札幌に戻っております。

まん防も明けたということで、東京ではたくさんの方のお目にかかってきました。

バリバリの東証Ⅰ部の会社の社長さん、IPOを目指して順調に事業を拡大されている社長さん、いつも懇意にして頂いているベンチャーキャピタルの方、シンガポールから戻り今年からCVC業務に携わられている方、スタートアップ支援専門の弁護士さん、交通事故専門の弁護士さん、大手税理士事務所でバリバリと業務拡大をされている方、その他もろもろの多くの方にお会いできました(我ながら結構回ったような気がします。笑)。

 

そんなことで私(荒木)が東京に来るとよく聞かれる質問が、「東京は仕事で来たんですか?」というもの。

これって実は答え方が簡単ではありません。

そもそも「仕事」の定義が人によって違うからです。

 

最も一般的と思われる「仕事」の定義というものは、「何かしらの商品やサービスを提供することにより対価を得ること及びそれに付随する営業、業務処理、商品提供又はアフターサービス」といったようなものになるのではないでしょうか。

この定義からすると、私(荒木)が東京でやっていることは仕事とは言えないことになりそうです。

 

一方で、ドラッカーが言っていた(ような気がするw)「仕事」の定義とは、「組織の外部に対して成果を生む行為」とされています(されていたはずですw)。

この定義によれば私(荒木)の行動は仕事に該当することになります。

 

じゃあ結局、私(荒木)は東京で何をやっているのか、ということになります。

場合によっては、東京に出向くことによって顧問契約であったり、個別案件を頂いたりすることもないでもありません(現に東京にも顧問先様があります。)。

しかし、それを意図しているかというとそういう意味でやっているものでもありません。

主としてやっていることは「取材」と「紹介」ということになります。

 

「取材」というのは、報道するネタを探す、というものではなく、自分自身の引き出しを充実させるためのもので、何かの機会で使える情報や人脈を得る活動です。

例えば、今回の出張では、CVC業務がいかなるものであるか、東北の企業活動の状況はどうであるか、スタートアップ界隈の弁護士の報酬はどの程度であるか、税理士事務所業務としてやりたいものとやりたくないものの区別はどのようにされているか、地方で潤っている会社の社長さんはどのような資産管理と家族への承継を考えているか、IPOを目指す社長さんはどのような人脈を求めているか、などなど本やネットには書かれていない情報を得てきました。

もちろん即座にこの情報を持っているからといって商売になるわけでもないですし、永遠にお蔵入りになる情報もあるでしょう。

しかし、必要とされている人にとっては相当程度に価値のある情報ですし、私(荒木)が新規事業を計画するにあたっても使えるものも多く含まれるものです。

 

もう1つの目的が「紹介」です。

これも即座に私(荒木)の売上げにつながるものでもありませんし、まして紹介料をせしめようなどという意図もありません。

しかし、紹介をすること自体が紹介する人に対しても、紹介を受ける人に対しても価値提供になりますし、それによって私(荒木)に対する信頼を頂く部分があります

逆に、紹介をすると私(荒木)に対して何かしらの人を紹介してくれるという方も多く出てきていらっしゃいます。

今回の出張でも結構な数の紹介をしてきました。

 

・テレビ局勤務の方をベンチャーキャピタルの方に紹介

・交通事故専門の弁護士さんを整骨院グループを経営されている方に紹介

・私(荒木)が役員を務めている会社を税理士事務所に紹介

・IPOを目指されている経営者の方をM&Aの仲介会社に紹介

これらに加えて今回の出張で得たヒントをもとに次回の紹介の予定も立っていたりします。

 

そんなわけで、ドラッカーがいう(?)「仕事」の定義によれば、外部に対して何らかの成果を提供する紹介を行ってきたわけですし、成果を生み出す資源を得てきたわけですので、私(荒木)の出張は仕事であると認定できるのではないでしょうか。

 

まぁ、とはいえ、このようなことは出張のときに特別にやっているわけではなく、日常からこのようなことはやっているわけです。

周囲の方には弁護士業としての業務だけではなく、常に価値提供を心がけてやっているということもできます。

正直に言って、札幌界隈でこれだけ各方面の情報を持っている人なんてそうはいないでしょうし、気前よく情報を提供する人もそうはいないと思っています。

ただし、私(荒木)にも限界はありますので、誰でも彼でも何かをご紹介できるわけではなく、一定の絞りを掛けざるをえません。

 

そうなった場合には、当然、顧問先様などお仕事を頂いている方(会社)には優先的に情報を提供するわけですし、はっきり言えばその情報提供だけで顧問料のおつりが来ると思っています。

もちろん、法律事務の提供で価値をお渡しすることもありますが、定常的、安定的に価値をご提供できるとすれば実はこのような部分ではないかと考えているわけです。

そんなわけで、顧問業務にも若干の余裕はありますので(笑)、ご関心のある方はお問い合わせいただければと思います。

 

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