【札幌 弁護士コラム】説明しているようでしていなかった、北海道M&A協会の活動をご紹介します
今日は朝からM&A関係の取材を
受けた後、顧問先回りを4社。
今日回った顧問先さんの方は30代の
方ばかりでエネルギーを頂きました。
北海道M&A協会を設立して以降、
様々に反響を頂いており、ありがたい
限りでございます。
やはり、M&Aには事業承継、
事業拡大にあたって絶大な効果を
発揮し、経営に大きく寄与する
ものといえますが、その効果を
徐々にご理解頂き始めている
ものと思われます。
今日、取材をして頂いたことで
気付かされた部分もありますが、
世の中的にはまだまだM&Aの
イメージといえば、
「身売り」
「切り捨て」
「ハゲタカ」
といったようなものが強くあります。
しかし、本来的には、事業において
価値のある部分を正当に評価して
値段をつけ、適正に取引するもので
あり、ネガティブなものではないはずです。
そのあたりのことを世の経営者の方々に
伝えていくことが課された使命で
あると考えています。
少々おこがましい言い方にはなりますが、
「啓蒙」
がまだまだ必要な業界なのではないでしょうか。
一方で、北海道M&A協会は何をやって
いるのか、というご質問も頂きます。
こちらについては一応、
(1)M&A仲介、FA事業
(2)アライアンス事業
(3)セミナー等活動
の3つに分けて考えています。
(1)というのは、M&Aを行いたい
事業者様に向けてサービスを提供するもので、
いわゆるマッチング業務です。
売りたい会社と買いたい会社を引き合わせる
ことを業として行います。
(2)というのは、まだ形がはっきりして
いないものの、M&A事業に携わりたい
士業の方や、M&Aに関する情報を集めたい
M&A仲介事業者の方を組織化し、
情報の流通を行う事業です。
例えば、株価評価ができる会計士を
探している弁護士に、株価評価に
ついて対応したり、買主を探している
仲介事業者に買主を知っている税理士を
紹介したりするような動きを想定して
います。
(3)というのは、上記に示したような
啓蒙活動を意味します。
本当の意味でのM&A業務を多くの方に
理解して頂くのが、北海道における
事業活性化の本質ではなかろうかと
考えています(私(荒木)の見方です。)。
このような活動を通じて、究極的には
北海道の経済発展と少しでも多くの
事業者に便益を提供できる存在に
なれることを目指して活動を続けてまいります。
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