【札幌 弁護士コラム】壁を突破するための思考方法
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ビジネスをしていると様々な壁が立ちはだかるものです。
資金繰りをつなぐこと、黒字化すること、人員を増強すること、設備投資をすること、2号店や支店を設置すること、上場すること等、どこの段階においてもスムーズに段階を上げて行くことは容易ではありません。
多くの場合そのネックになってくるのが、ヒト・モノ・カネの問題です。
企業は目的、目標に向かって事業活動を行うものですが、このような壁にぶつかったとき、目的、目標を優先するかヒト・モノ・カネを優先するか「or」の選択を迫られます。
例えば料理屋を営んでいる大将が「これは旨い」と思っているキンキ(ローカルですが、北海道の魚です(汗)。)を提供したいと考えているが、原価率が高く利益率が低い商品があるとした場合、大将の事業目的は旨いものを提供したいということにあるのに対し、カネの問題からすると否定的に考えざるを得ないような場面が挙げられます。
このような場面に行きついたとき、並みの経営者であれば旨いものを提供したいという目的を優先するか、店の利益を確保するというカネを優先するかという「or」の問題として考え、かつどちらかだけを取ることはさほど難しいことではありません。
しかし、このように「or」の問題としてだけとらえて行くとするのであれば何らの企業努力も必要ないのであり、「or」の判断手法に多少の巧拙はあるとしても、他の競合企業に圧倒的に勝るような成果を挙げることは期待できません。
一方でこのような問題を「and」の問題として考え、両方をどうやったら実現することができるか、という発想に立つと結果は大きく変わってきます。
すなわち、上記の例でいうとキンキを提供しつつ利益を得られる手法を考えるということです。
このように一見困難と思われるようなことを実現しようとすれば、実現するための対策野手数が大きく増えます。
この例でいえば、キンキを安く仕入れる方法を考えたり、添え物を豪華にして単価を挙げたり、それまで廃棄していたアラを味噌汁として提供したり、集客のためにインターネット広告を活用したりする等、いろいろと考えをめぐらし、試していくというプロセスが生まれます。
このようなプロセスを経ると、結果としてキンキの提供と利益の確保が思ったとおりに実現しなかったとしても、一定程度別のところでの利益につながったり、ノウハウとして蓄積したりという結果が生まれるのです。
このように「or」の発想から「and」の発想に転換することで壁を突破できる可能性が大きく高まるように思われます。
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