【札幌 弁護士コラム】会食ノススメ:暗黙知の価値に気付くこと

東京から戻ってきました。

今回は東京の証券会社さんがセッティングして下さった士業の集まり、恒例の年間プログラムに加え、某大手企業の役員の方が開催されたセミナーへの参加と充実した出張でした。

 

さて、今回の東京出張では新しくお会いした方とお話させて頂いたり、これまでに知り合った方と情報交換させて頂いたりする機会が多くありました。

そこで改めて感じるのは、「人が持っている暗黙知の価値は高い」ということです。

インターネットに落ちている情報や本に書いてある知識ももちろん有用なものはありますが、人が持っている暗黙知の広がりや深みというのは簡単には伝わりません。

その意味で、人と会って話すということの価値は計り知れないものだと考えています。

 

その一方で、人との会食を設けて、膝を突き合わせて話をしようとする人は、意外と多くないように思っています。

その前提としては会食の価値についてあまり認識されていないことがあるのではないかと思います。

 

一方で飲み会という形で誘われたら来られるという人がいます。
この場合、コミュニケーションは「多対多」という形になります。

もちろん、これが悪いわけではないですが、他の人がいる中で1つの文脈をあまり掘り下げるわけにもいかない、というデメリットがあります。

 

また、会食の使い方としても、暗黙知の交換という意味合いではなく、「接待」や「売り込み」という目的でしか考えていないという人もいます。

もちろん、短期的には売上げを上げるためにやることも会社経営の上では必要ですし、覚えをめでたくしてもらうことで贔屓してもらうことも必要でしょう。

しかし、それ以上に会った方の「秘中の秘」たる暗黙知を共有させてもらえる価値を捨象して考えてしまうのはもったいないように思います。

 

そんなわけで私(荒木)は、会食を入れまくり、暗黙知を頂いて回っているわけですが、如実に意思決定基準が変わってきていることがわかります。
暗黙知という性質上、このブログで表現することは難しい部分がありますが、「暗黙知のエコシステム」とでもいうべきサイクルが形成され、常に新しい暗黙知が正の影響を与え続ける仕組みができてきています。

 

時間とお金はかかる部分がありますが、会食を習慣化することも一考ではないでしょうか。

 

いいですよ、会食。