【札幌 弁護士コラム】土屋ホールディングス社外監査役就任の所感

昨日付で株式会社土屋ホールディングスの社外監査役に就任いたしました。

 

まだまだ若輩者ではございますが、当社のために全力を尽くしてまいりたいと存じます。

 

さて、昨日は株主総会、取締役会、監査役会と三つの会議に出席しました。

 

実はいずれも初めての経験であったのですが、非常に良い経験となりました。

 

詳しい内容はここでは申し上げられませんけれが、監査役としての報酬を頂きつつ、こんな貴重な体験ができるとは、という感激でいっぱいです。

 

私は、司法試験受験のために会社法などは長く勉強してきており、前前職の事務所では株主総会指導などもやってはおりましたが、こうした生きた事例の中で、かつ当事者として参加できるということは全く意味合いが違います。

 

最近聞いた話でいえば、人が語る言葉に真実はないというものがありました。

 

これは何も人は皆が嘘をつくと言っているのではなく、人である以上、立場があり、立場がある以上、客観的な事実もその人それぞれの文脈に引きつけて語られる宿命を負っている、ということを意味しています。

 

このことからすると、いくら会社法を勉強し、外部から法律的な側面を切り取ったとしても、当事者として参加するのとは意味合いが同じになるはずがありません。

 

当事者として参加しているボードメンバーには、会社自体の目的に従って行動する部分もあれば、その中でも、取締役と監査役で役割がもちろん違いますし、取締役の中でも持株会社の社長と事業会社の社長ではまた立場が違うため、同じ事実を見たとしても、捉え方が異なるのは当然です。

 

そのような中で議論をし、互いの意見をぶつけ合うということは聞いている側にとってみれば、新しい知見を得られることにつながりますし、自らが発言する際には自らの中にあった認識や間隔を撹拌して取り出し、言葉に乗せるという知的作業が存在します。

 

このようなトレーニングであったり、勉強をお金を頂いてできるというのは望外な喜びだと感じました(もちろん、勉強しているだけではなく、価値提供を行うべく積極的に発言していく所存ではあります。)。

 

今回、本当にひょんなことで社外監査役に就任させていただきましたが、このようなチャンスは実はそこかしこに転がっているのかもしれません。

 

目標を叶えるためにはチャンスを逃さず、何事も成果に結び付けようとする意識を持つことが前提条件として重要になってくるのではないでしょうか。

 

そうすれば必ず道は開けるものと確信しています。